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【健康ブログ】「良い汗」をかく体で、熱中症予防

マスク熱中症

夏

長い長い梅雨が明け、本格的な夏がやってきました。

今年は暑さに慣れていないのに真夏の到来で、例年よりも熱中症への注意が必要です。

前回の健康ブログでも熱中症について書きました。

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前田店長の前回のブログはコチラ↓

熱中症に気を付けて!夏のマスク着用は注意が必要。

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今回は「汗」について詳しく書いていきます。

 

 

汗はとても優秀な冷却水

熱中症

さて問題です。汗100ccをかくと、体温はどれくらい下がるでしょうか?

 

答えは
1℃です。

 

100ccの水を飲んでもこれほど体温を下げることはできません。

汗がいかに優秀な冷却水かお分かりになると思います。

この100ccの汗は、真夏の炎天下で10分歩いた時にかく量と言われています。

 

水分補給

しかし、誰もが炎天下で100ccの汗をかくことができるわけではありません。

子どもや思春期の女の子、そしてお年寄りは汗をかきにくく、熱中症にかかりやすい状態にあります。

思春期の女の子は、汗をかきたくないために水分を摂取してない場合もあります。周囲の人が気をつけてあげたいですね。

 

あなたの汗はどっち?

汗

汗には2種類あることをご存知ですか?

ひとつは、サラサラ汗。

もうひとつは、ベタベタ汗です。

どうしてサラサラ汗とベタベタ汗があるのでしょう?

それは汗腺の機能によります。汗腺は汗と一緒に体外に出た塩分やミネラル分を再吸収してくれます。

そのため健康的な汗腺から出る汗は、水分だけが体外に出てくるのでサラサラとしていて、大量に汗をかいても、タオルでしっかりと拭けばあまり不快感はありません。

 

熱中症

ところが汗腺の機能が下がると、塩分やミネラルを再吸収することができません。

塩分やミネラルは蒸発しにくいので、皮膚がべたべたとしてきます。

このベタベタ汗はいつまでも皮膚にまとわりつき、不快なのはもちろんのこと、体温調節には非効率で、たくさん汗をかいても体温を下げてくれません。

 

効率的に良い汗をかくために

ラジオ体操

汗腺機能を復活させることで、効率的に良い汗をかくことができます。

適度な運動と適切なエアコンの使用、そして温かい飲み物を飲むことで、汗腺機能はだんだん改善されます。

 

扇風機

早く汗を乾かそうと思うあまり、エアコンや扇風機の風を直接あてる人がいますが、これは汗腺機能を下げてしまうので逆効果です。

カーブスに通っているメンバーさんは、体温を下げる効果が高い良い汗、サラサラ汗をかいている人ばかりだと思いますが、

過信は禁物。

エアコンや扇風機の使い方はどうか?確認をしてみましょう。

 

医者

また、体に熱がこもっていると感じた時は、水分を取ってトイレに行きましょう。体温で温められた水分を体から出すことで体温を下げることができます。

外で活動をしているときは、トイレをガマンしがちです。意識してトイレに行くことをお勧めします。

 

マスク熱中症

今年の夏は、「マスク熱中症」にかかるケースもあります。

ふだん以上に熱中症に気をつけて、健康的に夏を乗り切りましょう。

 

 

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