10月10日はスポーツの日として知られていますが、実は「転倒予防の日」として、転倒による怪我を未然に防ぐべく高齢の方に注意を呼びかける活動が行われているのはご存知でしょうか?
転倒事故の大半は自宅内で起こっています。
転倒は大きな怪我や、寝たきり等深刻な状況に繋がる危険性があります。
データによると高齢者の転倒・転落の発生率は交通事故の3倍と言われています。
参考記事はこちら↓
しかし、対策を取ることでこのような事故は防ぐことができるのです。
今回の記事では、転倒事故が起こる原因と対策についてお伝えしていきます。
転倒事故が起こる原因とは
転倒事故が起こる原因は、主にこちらの3つとされています。
・環境要因
・病気や服薬によるもの
・加齢や運動不足による身体機能の低下
環境要因
自宅内に小さな段差や障害物が多くある場合も転倒事故の原因となります。
・脱げ易い、滑り易い履物
・小さな段差が多い
・よく物が床に置かれている
・滑りやすいマット
・夜間、足元が暗くなる
・電気コードやカーペットなどの折れ端
など挙げられます。
病気や服薬によるもの
パーキンソン病や脳卒中などの病気や、薬の副作用によるふらつきや立ちくらみも転倒事故原因の一つとされています。
加齢や運動不足による身体機能の低下
加齢により、筋力やバランス感覚等の運動機能は低下します。
視野や視力が悪くなることで、障害物を見落とすこともあります。
また、現代の生活はどうしても運動不足になりがちです。
この運動不足が身体機能の低下に拍車をかけてしまっているのです。
転倒事故を防止する為にできることとは
ここでは、転倒事故を防ぐ為に具体的にできることを紹介します。
出来ることは主に3つです。
・環境を変える
・自身の身体の状態や常備薬の特徴を理解する
・定期的な運動
環境を変える
室内環境の改善で転倒事故は劇的に減らすことができます。
例えば、代表的な対策と言えば下記のようなものがあります。
・手すりやスロープの設置
・スリッパの代わりに滑り止めがついた厚手の靴下を使う
・使わない物を処分する
・電気コードは部屋の隅にまとめてカバーをする
・マット類の使用を止める
など、できそうなことは、是非やってみてください。
自身の身体の状態や常備薬の特徴を理解する
自分自身の(持病等を含む)身体の状態をしっかりと把握することは転倒防止対策として非常に重要です。
体調がすぐれない時や、副作用がある薬の服用後は無理をしないということも大切です。
必要なものは事前に準備しておく、周囲の人に手伝ってもらうことで上手に乗り切ってください。
定期的な運動
今回一番にお勧めしたい対策が「運動」です。
無理のない範囲で行う「定期的な運動」を継続させることで、筋力や柔軟性、持久力などの運動機能を向上させます。
室内の環境を整えても「完璧」にすることはなかなか難しいものです。
また外出することも考えると、自分自身が転倒しにくい身体作りをすることが何よりも大切です。
運動には想像以上にメリットがたくさんあります。
運動は筋力アップだけではなく、神経幹細胞が活性化により認知機能低下の抑制効果があると言われています。
つまり、認知症予防の効果も付いてくるということで、まさに一石二鳥です。
運動は良いこと尽くしなのです!
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「そうは言っても、なかなか一人で運動を続けるのは難しい・・・。」
実はそのように考えて、なかなか運動習慣が作れないという方は多いのです。
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