こんにちは、カーブスサンシいくわ店 店長の西です♪
今回の健康ブログのテーマはズバリ!
「目には見えない障がい」についてです。
見え方、聞こえ方、痛みは人それぞれ
見た目からは健康そのもの!とてもお元気でいつもはつらつとされている方っていらっしゃいますよね。きっとこのブログを読みながら何人かのお顔や名前を思い浮かべたと思います。
カーブスサンシいくわ店のメンバーさんでも、「『あなたは元気ね~』と、人から羨ましがられるの!」と教えてくれる方が何人もみえます。
しかし、見た目からでは気づきにくい不調をお持ちで、「実は…」とご相談いただくこともたくさんあります。それがどんなものなのか、お伝えしていきますね。
まず年齢を重ねていくことで、身体の様々な機能が老化によって変化していきます。
まずは視力 40代から50代にかけて衰えは始まり、特に60代を過ぎると急激に目の見え方が変化してきます。
見え方を再現してみると…
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ふつうの写真 ↓
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同じ写真(黄色がかっている)↓
どうですか?
随分景色が変わって見えますね。
見え方の変化だけではなく視野が狭くなったり、ぼやけて見える度合いも変わってきます。
この見え方の違いは、ご本人しかわからないでなかなかほかの人にわかってもらえず、困って見える方が多くいらっしゃいます。
そして音の聞こえ方
耳は20歳をピークに徐々に聴力が低下していきます。
聞こえ方の差は人それぞれ違うようですが
- 高い音が聞こえなくなる(パ行、タ行、サ行が聞き取りにくくなる)
- 小さい音が聞こえにくくなる
- 早口が聞き取りにくい
などの症状があるそうです。
目で見てもわからないことは他にもあります。
同じ「腰痛」「ひざ痛」でも、とても痛みが強い方もいれば、ほんの少し違和感を覚える方、痛いような気がするといった方までさまざまです。
これも、ご本人にしか痛みの加減はわからないものですよね。
もちろんこれらは年配の方だけではなく、20代からでも起こる症状です(突発性難聴や飛蚊症など)。
改めて考えてみると「目には見えないけれど困ること」ってたくさんありますね。
身近にこういう症状でお困りの方がいなければなかなか想像しづらいですし、分からないままだと双方が誤解したり、困ってしまったり、すれ違うこともあります。
私も以前はそうでした。
「わからなければご本人に聞く!」を徹底することで…
そこで私が実践したことはひとつ。
「具体的にどうしたらいいかご本人に聞く!」です。
「これぐらいの声なら聞こえますか?」
「この大きさの字なら見えますか?」
「この幅で動かすのに、違和感はないですか?」
などなど、おひとりずつ伺いました。
こうすることでスムーズにサポートができるようになり、コミュニケーションも取りやすくなりました。
なにもかも補助をしてしまえば、メンバーさんのためにならないこともあります。
ご本人ができることまで補助してしまうと、体力を低下させる可能性があります。
だからこそ、おひとりおひとりの立場になって考えて、ご本人に詳しく聞くことでが大切です。
ぜひ身の回りで気になる方がいらっしゃったら、どこまでご自身でできるのか、ぜひ聞いてみてくださいね。
最後に…知っていますか?ヘルプマークのこと。
ヘルプマークとは
外見からはわからなくても、援助や配慮を必要としている障がいのある方や病気の方などが、日常生活や災害時などで困ったときに周囲に示し、支援や理解を求めやすくするマークのことです。
三重県では平成30年10月1日にから配布がスタートしています。
http://www.pref.mie.lg.jp/UD/HP/20794012515_00001.htm
最近ではカバンにつけている人をよく見かけます。
ヘルプマークを身に着けた方を見かけたら
- 電車やバスの中では 席を譲る
- 駅や商業施設等では 声をかける
- 災害時は安全に避難するための支援をする
などのサポートができるといいそうです。
外見では健康に見えても、疲れやすくて長く立っていられない方や、つり革につかまり続けることが困難な方がいます。また、外見からは分からないため、優先席に座っていると不審な目で見られ、ストレスを受けることがあります。
交通機関の運行の乱れなど、突発的な出来事に対して臨機応変に対応することが困難な方や、立ち上がる、歩く、階段の上り下りなどの動作が困難な方がいます。
誰もが気持ちよく、思いやりを持った行動ができるよう心掛けていきたいですね。
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